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【技術資料】ゼオライト水酸基の固体NMR解析

技術レポート:No.T1305 / 2013.10.25

ゼオライト水酸基の固体NMR解析の概要

固体核磁気共鳴法(固体NMR)は、固体試料を非破壊で測定でき、分子及び原子レベルの構造解析(官能基情報、結晶構造、 非晶構造、分子運動性)を行うことが可能です。
 ここでは、固体1H NMRによるゼオライト水酸基の解析事例を紹介します。

NMR装置の外観

NMR装置の外観

固体核磁気共鳴装置(固体NMR)の測定例

ゼオライトはTO4四面体(T:Si, Al)を基本単位とする多孔質の結晶性アルミノケイ酸塩です。固体酸触媒として、工業的に広く用いられています。

【図1】 ゼオライト骨格の構造モデル

【図1】 ゼオライト骨格の構造モデル

この酸点はBrönsted酸点と呼ばれ、OH基として固体 1H NMRにより解析できます。 1Hは定量的な分析が可能であり、試料間で固体酸量の比較を行えます。 NMRは局所的な構造の違いを反映するため、同じOH基であるシラノール(SiOH)と区別できます。

【図2】 脱水ゼオライトの1H MAS* NMRスペクトル (* マジック角回転)

【図2】 脱水ゼオライトの1H MAS* NMRスペクトル (* マジック角回転)

適用分野 : セラミックス・ゼオライト、その他無機製品

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