概要
プロテインシーケンサーは、エドマン分解法によりタンパク質やペプチドのN末端からアミノ酸を1残基ずつ切り出してHPLC分析し、アミノ酸配列を決定することが可能です。測定可能なアミノ酸は、タンパク質を構成する20種類のアミノ酸です。
分析装置
機 種 | PPSQ-53Aイソクラティックシステム |
解析可能残基数 | 5~30残基(分析試料により異なります) |

【図1】装置外観
分析事例
ウシ血清アルブミン(BSA)の分析を実施し、N末端のアミノ酸30残基の正しい配列が確認されました(図2)。
プロテインシーケンサーにより、配列未知のタンパク質やペプチド、組換えタンパク質のN末端アミノ酸配列情報が得られます。

【図2】BSAのN末端アミノ酸配列解析
適用分野
タンパク質、ペプチド
キーワード
アミノ酸配列、プロテインシーケンサー、エドマン分解