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技術資料
No.T2023 | 2020.09.28

金属材料中の炭素・硫黄の微量分析

概要

近年、エレクトロニクス分野においては性能向上を目的に、原料中の炭素、硫黄等の不純物元素削減が求められています。これに伴って、ppmオーダーでの炭素、硫黄分析に対する需要も高まっています。本技術資料では、酸素燃焼-赤外線吸収法による炭素・硫黄分析装置を用いて、金属及び無機材料中の炭素、硫黄濃度を定量した例をご紹介します(表1参照)。

装置

酸素燃焼-赤外線吸収法による炭素・硫黄分析装置CS844(LECO社製、図1参照)

分析原理

試料を酸素気流中で加熱燃焼させ、炭素をCO2、硫黄をSO2として回収し、赤外線検出器を用いて各発生ガス量を計測します。これを基に試料中の炭素、硫黄濃度を求めます。(詳しい原理については、既報の装置紹介レポートNo.A1802もご参照ください。)

【図1】 炭素・硫黄分析装置の外観

分析結果

【表1】 炭素・硫黄分析装置による金属及びセラミックス材料の測定例

試料名

炭素

硫黄

備  考

銅(メタル)

8.5ppm

4ppm1)

  • 1) S濃度3~7000ppmの
    銅、銅合金に適用可能
    (JIS H1070)

鋳鉄

3.4wt%

0.06wt%

炭化ケイ素(SiC)

29wt%

1.1wt%

まとめ

炭素・硫黄分析装置を用いて、数ppmから数十%(試料により異なる)の炭素、硫黄分析が可能です。また、ご希望の温度条件(1200~3000℃)での測定にも対応致します。
ハロゲンを含有する物質や多量の副生ガス(水分等)を伴う物質、金属酸化物の中には、測定困難なものもあるため、詳しくは一度お問い合わせください。

適用分野
工業材料、エレクトロニクス、セラミックス・ゼオライト、その他無機製品
キーワード
無機材料、金属材料、非鉄金属、ステンレス鋼、セラミックス、鉄鋼、鋳鉄

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