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装置紹介
No.A2204 | 2022.09.27

差圧式-圧力センサ法ガス透過試験機

概要

差圧式-圧力センサ法(差圧式圧力法)ガス透過試験機を導入しました。通常のガス透過率測定以外に拡散係数・溶解度係数・水素ガスの透過率測定が可能です。

装置

【表1】 装置概要

装置

東洋精機製作所製 BT3型

温度範囲

10~90℃

試験ガス

酸素、窒素、二酸化炭素、空気、水素等

上記以外はご相談ください

ガス透過度測定範囲

0.875~875 cc/(m2・day・atm) Aタイプ

8.75~8750 cc/(m2・day・atm) Bタイプ

透過面積

3,848mm2 (70mmφ), 707mm2 (30mmφ)

セル内で調整可能

サンプルサイズ

フィルム、シート状:100mm×100mm

【図1】 装置外観

特徴

窒素、酸素、空気、水素など多様なガスの透過度の評価、ガス透過度の温度依存性測定が可能です。
本装置は【図2】のデータの取得ができるため、通常のガス透過係数以外に、ガス拡散係数、ガス溶解度係数の解析が可能です。ガス透過係数は、ガス溶解度係数とガス拡散係数の積で表されます。立ち上がり時間 (遅れ時間) と定常状態の傾きを解析してガス拡散係数、ガス透過係数を求め、それらからガス溶解度係数のパラメータを求める事が出来ます。

【図2】 データ解析例
適用分野
プラスチック−フィルム及びシート、加硫ゴム及び熱可塑性ゴム
キーワード
ガスバリア、ガス透過、水素ガス透過、ガス透過係数、ガス拡散係数、ガス溶解度係数

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